〜 奥只見合宿2018 報告 〜

2018年10月6日(土)〜7日(日)

於:奥只見ダム・発電所



 去る、10月6日〜7日、恒例となった奥只見合宿を、CPRCメンバーを中心に合計13名で実施しました。
 当日は、一週間前に関東地方でも強風が吹き荒れた台風24号が通過したばかりで、続いて台風25号が接近中ということで実施するかどうか前日まで悩みましたが、初日はまず大丈夫であろう、二日目がダメな時は諦めるという前提で予定通り実施しました。

 以下に、当日の様子をご紹介しますので、ご覧下さい。


【第1日目 練習開始前に全員で記念撮影】


.                【第1日目の練習の様子】 ←クリックすると写真が見られます

 初日は、素晴らしい晴天で台風接近中で風が強く湖面は波立っていたものの、漕げないほどではなかったので、予定どおり11時30分に2杯の艇に分乗して、3年前に行った約8km先にある、支流の「赤い橋」まで行くことを目標に銀山平を出発しました(この日は練習後、15時30分から奥只見発電所の見学を申込んでいたためいつもより早く練習を開始しました)。

   
. 【艇の状態を確認中】                     【先発隊が乗艇完了】

 筆者の艇は今回初めて参加された方に奥只見ダムの雄姿を湖上から見てもらってから「赤い橋」へ向かうため、別の艇より一足先に出発しましたが途中で追いつかれてしまい、奥只見ダムの雄姿を確認してから引き返した時には別の艇の姿は見えなくなっていました。支流に入り向かい風の中を頑張って漕ぎ進んでいると、別の艇が引き返して来て、「赤い橋」の地点は河床が浅くなっていて前のように橋の下まで行けない、橋の色も塗り直したのか赤くなくて黒かったとのことなので、筆者の艇はそこで引き返すこととし、2艇一緒に艇庫に向かって帰りました。行きも向かい風でしたが帰りも何故か向かい風でキツかったですが、頑張って漕いで予定の14時30分までに帰りつきました。全員で艇を格納後、奥只見ダムへ向かいました。

   
【ダムが見える地点を目指して力漕中】              【湖上から見る奥只見ダム】  .


.                【発電所見学の様子】 ←クリックすると写真が見られます

 ダム下の駐車場に車を置き、「スロープカー」でダム堤頂まで上がり、予定の15時30分、案内して頂く奥只見電力館の佐藤館長と合流し、ダム堤頂上を歩いて中央のエレベータ塔から下へ降り、ダム堤体内の監査廊を通って発電機があるフロアまで移動しました。監査廊の中の気温は13℃と肌寒いくらいで、年中一定とのことでした。ダム堤頂上はカメムシが大量に発生していて、踏まずに歩くのが難しいほどの状況でしたが、発電所の中までは入ってきていませんでした。

   
【スロープカーから見下ろした駐車場】          【ダム堤頂手前で説明を聞くメンバー】

 発電所内では、説明用に用意されたパネルや模型を使って発電の仕組みや発電所の構造などの説明、建設時の苦労話などを詳しく聞かせて頂きました。この日は土曜日で発電機は全部止まっていて、この後も発電しないだろうと説明を受けた直後、発電機運転のアナウンスが流れ16時前に1台発電機が運転を始めました。水車が回り始める時の独特の音に気が付いたのは筆者だけだったかもしれません。
 1時間の予定を大幅に超えて丁寧にご説明頂いた佐藤電力館長にこの場を借りてお礼申し上げます。

   
.   【水車発電機の断面模型】               【見学後ダム堤頂上で記念撮影】


.               【お土産購入・夕食・二次会の様子】 ←クリックすると写真が見られます

 発電所見学後は、閉店直後の駐車場前の土産物店を開けてもらい、お土産やこの日飲むビールを調達しました。台風接近中でお客さんも少なく早めの閉店としていたようですが、閉店直後にウン万円の売り上げが入り、喜んでもらえたのではないでしょうか。
 宿泊設備の「緑の学園」にチェックイン後は、入浴を済ませてから食堂で夕食を頂き、その後、男子部屋の1つを二次会部屋としてそこに集まり、この日各自で持ち寄った飲み物とつまみで二次会を行いました。高級ウイスキーから高級焼酎まで各種飲み物が揃っていましたが、気が付くとほとんど全部飲んでしまい、畳の上に毛布だけ掛けてもらい朝まで眠っていた人もいました。

   
【開けてもらった売店で買い物中】                   【夕食メニュー】      .


.                【第2日目の様子】 ←クリックすると写真が見られます

 2日目は7時から食堂で朝食を頂き8時には出発の予定でしたが、夜の間に日本海を通り過ぎた台風25号の吹き返しの風と雨が続いていたため、8時頃まで様子を見て判断することとしました。しかし、風雨が収まりそうにないため、練習はあきらめて、次回以降にボートで行くことを考えている尾瀬口乗船場の様子確認を兼ねて、ダム湖沿いに国道352号線(樹海ライン)を行くことにしました。9時に緑の学園を出発し尾瀬口乗船場を目指しましたが、道も細く曲がりくねっていたため車酔い(二日酔い?)で時々停車して休憩しながら行ったこともあり、着いたのは10時を過ぎていました。銀山平へ引き返すかそのまま福島県側に抜けるか、その時判断することとしていましたが、とても引き返す気になれず、福島県側へ抜けることとしました。

   
.  【雨に煙る奥只見ダム】                  【尾瀬口乗船場へ下りる階段】

 階段を下りて乗船場を見てトイレを済ませてから出発すると、少し行ったところで道端でキノコなどの山菜を売っている老夫婦のお店があり、そこでS原さんがキノコ汁を食べてから、ひたすら樹海ラインを走り福島県を目指しました。すると途中から鮮やかに紅葉した木がポツポツを現れ始め沼山峠行きのバスが出ている御池を過ぎると、真っ赤な紅葉が連続するところがいくつかあり、参加者一同こちらに来て良かったと大喜びでした。その後、道の駅「尾瀬桧枝岐」で昼食タイムとし、お土産等を買ってから東北自動車道「西那須野塩原IC」から高速に乗り、それぞれの出発地へ帰りました。お疲れ様でした。

   
【キノコ汁を食べるS原さん】                     【紅葉の様子】   .
.                                      ※運転中だったためシャッターチャンスを逃しました



参加されたみなさん、お疲れ様でした!
二日目ボートを
漕げなかったのは残念でしたが、
新潟側では見られなかった
紅葉を
観ることが出来て良かった
ですね!
来年も
是非行きましょう!

ファイトー CPRC!
ファイトー 
中大ボート部!

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