　去る１０月５日～６日、恒例の奥只見合宿をＣＰＲＣ有志メンバー１５人で実施しました。今回は４名の初参加がありました。新潟方面の天気予報は傘マークがついていて寒さも心配でしたが、初日はメンバーの願いが届いたのか良いお天気でした。二日目は残念ながら朝から雨が降っていましたが小雨程度でなんとか練習ができました。

　初日は３艇のボートをメンバー全員で格納庫から出し、湖面におろしてから軽く昼食をとり、準備運動を済ませて乗艇です。１艇には奥只見初参加組が、他２艇にはベテラン組がそれぞれ乗り込みました。周りの風景を楽しみながら漕ぎ進み、ダムの手前で折り返し練習を終了しました。その後、奥只見電力館の見学・お土産店に立ち寄り、宿泊先に移動して入浴・夕食後、部屋で懇親会です。

　２日目は宿泊先（緑の学園）を８時に出発しました。全員でボートを格納庫から出し、昨年発電所の見学を終えているメンバーは練習に漕ぎ出し、初参加のメンバーは発電所見学に向い、終了後練習に参加しました。

　ダム下の駐車場に車を置き、「スロープカー」でダム堤頂まで上がり、案内して頂く奥只見電力館の伊藤館長と合流し、ダム堤頂上を歩いて中央まで行き、新潟と福島の県境をまたいで写真撮影後、エレベータで下へ降りました。ダムの中はとても寒く感じました。コンクリートで作られたダム完成は昭和３６年だそうで、その建設の苦労や歴史にちょっとびっくりでした。水車発電機のオーバーホール作業を実施中だったため、発電機のある部屋は見ることが出来ませんでしたが、伊藤館長の丁寧なご説明や、ダムの雄大さに感動でした。