今年は新型コロナウイルスの感染防止のため３月からずっと活動を控えてきたＣＰＲＣですが、感染対策を行ったうえで、去る１０月１７日～１８日、今年度最初の行事として恒例の奥只見合宿を敢行しました。参加したのは、ＣＰＲＣのメンバー１０名と、月々の練習会に参加される中大白門４８会メンバーのＫ田さんの計１１名です。
　計画当初は、今年は見合わせるべきではないか、といった声もありましたが、対策を行えば大丈夫では？という声もあり、健康チェックや消毒等を適切に行うことで実施に踏み切りました。
　いつもより約２週間遅い時期の実施となり奥只見湖周辺の紅葉も深まっており、いつもは誰もいない銀山平乗船口に、観光バスで来た観光客が沢山いて驚きました。ダム湖上で観光船とすれ違う際にお互いに手を振りあったりして楽しい時間を過ごしました。また、今回はＧｏＴｏトラベルの恩恵も有り、リーズナブルな合宿となったことで、参加者全員大満足の二日間でした。

【ダム湖上ですれ違う観光船「ファンタジア号」と、手を振る乗客の方々】

【第１日目】
　初日は雨模様のあいにくのお天気でしたが、使用する２艇の整備を済ませてから密を避けながら昼食を摂り、体操をしてから艇をメンバー全員で艇庫から出し湖面に浮かべ、最後のトイレを済ませてから練習開始となりました。１２時３０分でした。

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　出発後も雨はしばらく降っていましたが、そのうちに止み、風が無いため観光船の波以外に波も立たず、漕ぎやすい湖面を途中でポジションを交代しながら、約１時間ちょっと漕ぎ進めたところで奥只見ダムが見えるところに到着し、そこから引き返しました。

　練習後は車で奥只見ダムに向かい、お土産を買う組とダムを見学する組に分かれ、その後宿泊する「緑の学園１号館」に入りました。新型コロナ対策の検温と消毒を済ませてからそれぞれの部屋の鍵を受け取り、入浴後に１８時から食堂で夕食を食べました。受付時にＧｏＴｏトラベルの地域クーポン券（千円分）を頂き得した気分でした。
　食堂のテーブルの上は透明なアクリル板で仕切られていました。ビールで乾杯した後はＳ原さん差し入れの秋田の大吟醸酒をみんなで頂きました。この日のご飯は魚沼産こしひかりの新米ということで、普段なら夕食時にご飯を食べない人までがご飯を食べていました。夕食後はいつもなら１部屋に集まって懇親会を行いますが、新型コロナ対策を考えて、今年は全員で集まることはせず、有志数人で軽く行いました。

【第２日目】

【練習前に全員で記念撮影】

　２日目は初日とは打って変わり良い天気となり、予定どおり７時に朝食を食べ「緑の学園１号館」を８時ちょうどに出発して銀山平へ向かいました。
　現地に到着して驚いたのは駐車スペースの車の多さでした。前日は我々の車だけでしたが、この日は沢山の車が既に駐車していて、幸いいつも置く艇庫に近い側が空いていたので、そこに止めることが出来ました。
　前日同様に艇のチェックと準備運動を行った後、全員で艇をダム湖桟橋まで運び、最後のトイレを済ませてから練習を開始しました。９時ちょうど頃でした。
　この日は以前行ったことのある、支流の「赤い橋」を目指して行くこととしました。１０時３０分頃には到着しなくても引き返すこととしていましたが、結局は予定の時間を過ぎていましたが綺麗に赤く塗り直された橋の下まで行って引き返しました。

　艇庫に帰り着いたのは１２時を少し過ぎていましたが、それから艇を引き揚げて元通りに格納し、キャンプ場の「かもしかの湯」に向かい、入浴後に２階の休憩所で昼食を食べてから銀山平を後にしました。インター手前の道の駅でＧｏＴｏトラベルの地域クーポン券を使ってお土産などの買い物をしてから帰途につきました。関越道が渋滞していつもより遅い帰宅となりました。