〜 OB会親睦日帰り旅行 〜
2011年11月26日(土)
紅葉の比企路めぐり

 去る11月26日(土)、快晴の天候の下、中大父母連絡会埼玉県支部OB会の年1回の日帰り旅行が行われました。
 例年は5月に実施している日帰り旅行ですが、今年は東日本大震災があった関係で延期し、今回やっと開催の運びとなりました。
 以下に当日の様子をご紹介しますので、ご覧下さい。


【「和紙の里」の庭園で記念撮影】


 今回は紅葉の比企路を巡るバス旅で、大宮ソニック裏を12名で出発し、途中R川越駅西口で3名を、そして最初に訪問する丸木美術館駐車場で2名を加え、合計17名が参加しましたが、今回は出発前にトラブルが発生し幹事さんを慌てさせました。実は会長のMさんが日にちを勘違いして覚えていたため、時間になっても集合場所に現れず、幹事さんが電話してみると「明日でしょ?」との答え。それから大急ぎで支度して来てもらい、約40分遅れで大宮を出発したのでした。

     
. 【幹事さんが行程の説明中】           【お詫び方々挨拶されるM会長】

 (下線が引かれた観光先をクリックするとそれぞれのページへリンクします)
 関越自動車道を東松山ICで下りて最初に向かったのは、
「丸木美術館」です。ここには丸木位里(いり)丸木俊(とし)夫妻が原爆投下直後の広島に入り、目の当たりにした惨状の記憶と多くの被爆体験者の証言をもとに夫婦共同で描いた「原爆の図」を始め多くの作品が展示されています。悲惨な状況がすごい迫力で描かれていて、圧倒されました。

     


 次に向かったのは東秩父村にある
「和紙の里」です。ここでは係りの人に手伝ってもらいながらハガキ10枚用の型枠で実際に和紙を漉き、花びらや葉っぱを乗せて、オリジナルハガキ作りを体験しました。ハガキは乾燥させてから、自分で宛先を書いた封筒に入れられて後日各人に届くシステムです。

     


 紙漉きの後は奥にある庭園で記念写真(トップの写真)を撮ってから研修棟の大広間で、
うどん定食の昼食を食べました。うどん一玉に天ぷらと炊き込みご飯が付いていて、お腹一杯になりました。更にOさんから自宅の畑で採れた柿の差し入れがあり、デザート付となりました。

     


 昼食の後は、バスを走らせて、ときがわ町の「大附みかん園」で
みかん狩りを楽しみました。高齢のメンバーには急坂がキツく、疲れた方もおられたようでしたが、みんなよく熟れたみかんを探して摘み取り、その場で食べながら、持ち帰り用の袋にも一杯詰めて、ちゃんと元は取ったようでした。

     


 みかん狩りの次は宇宙観測センターを見学する予定でしたが、時間が押していたので取り止め、最後に予定している平和資料館の最終入館時間(午後4時)を気にしながら、源頼朝の命により比企能員が復興したといわれる、
巌殿観音と大銀杏で有名な「正法寺」に参拝しました。ここでは、住職にお寺の由来などを説明して頂き、過去の繁栄に比べて今は和尚さん自ら土砂崩れや倒木の処理をしなければならないほど厳しい状況にあると伺い、お寺経営の大変さを感じました。

     


 最後に訪ねたのが
「平和資料館」です。戦前・戦中・戦後を通じた昭和の時代を再現した展示が沢山あり、懐かしく思いながら館長さんの説明を聞かせて頂きました。一通り展示物を見学した後はエレベータで展望塔へ登りました。展望塔には無料の望遠鏡も設置されていて、周囲360度の景色を楽しめるようになっていました。モヤがかかっていて残念ながらスカイツリーを確認することは出来ませんでしたが、紅葉に染まる比企平野の景色を堪能させて頂きました。

     

 今回も幹事さんの入念な準備のお陰で、楽しい一日を過ごさせて頂きました。有難うございました!
 来年は、春日部市の首都圏外郭放水路の見学をメインに実施することが既に決まっています。
 次回もよろしくお願い致しま〜す!


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