去る5月17日(土)、素晴らしい五月晴れの下、中央大学父母連絡会埼玉県支部OB会の日帰り旅行が行われました。例年、埼玉県内の名所・旧跡を巡り郷土を再発見し改めて地元を学習する機会としてきましたが、今回は栃木県足利市まで足を延ばし、日本最古の大学といわれる足利学校他を見学しました。
以下に当日の様子をご紹介しますのでご覧ください。
【足利学校「学校門」にて全員で記念撮影】
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<車中・道中(行き) 編>
大宮からの参加者23名を乗せたバスは、大宮ソニックシティビル裏を定刻の7時30分に出発しました。もう一人参加予定だった人は日にちを一週間勘違いしていたとのことでキャンセルとなりました。車中では幹事さんが用意したお菓子の配布があり、出発直後に柴田副会長の進行により、安澤会長挨拶、大野幹事による行程説明が行われました。
最初に向かったのは北関東自動車道足利IC近くの「北の郷農産物直売所」です。ここでもう一人の幹事である折川さんが乗車され、これで全参加者24名が乗車して見学先へ向かいました。
【挨拶される安澤会長】 【北の郷農産物直売所】
<徳蔵寺 編>
最初の見学先は、ピンポン寺としても有名な日本三大五百羅漢堂がある天台宗徳蔵寺です。お話が上手な源田晃澄住職から、五百羅漢像の色々な表情や仕草、手に持っている物の意味など詳しく解説して頂きました。また境内には、千庚申塔、愛染明王、かな地蔵尊などの文化財が多数あり、それぞれについても説明して頂きました。
【羅漢堂で我々を出迎える住職】 【整然と並ぶ五百羅漢尊】 .
<足利学校 編>
次に向かったのが今回の旅行のメインとなる、「富岡製糸場に続け」と世界遺産登録を目指している、日本最古の学校と言われる「足利学校」です。ここから先は次の「鑁阿寺」まで、地元のボランティアガイドの方に説明をお願いし見学しました。学校の中ではこの日修学旅行で来ていた中学生が「方丈(ほうじょう)」と呼ばれる大広間で孔子の論語素読体験中で、往時の雰囲気を感じることが出来ました。
. 【入徳門を入る参加者】 【足利学校のパンフレットと入学証】
ばんなじ .
<鑁阿寺 編>
足利学校の次に向かったのは、足利学校の西隣に位置し広さ12,300坪の広大な敷地の「鑁阿寺(ばんなじ)」です。今から800年前の鎌倉時代に足利義兼公によって開創された真言宗の古刹で、平成25年8月には、本堂が国宝に指定されました。鐘楼、本堂、経堂、多宝塔などを見て回りました。
【大御堂(本堂)】 【弘法大師像】 .
<昼食 編>
鑁阿寺の次は昼食です。徒歩5分程のところにある、季節舌鼓「ゆずかろ亭」で和定食を頂きました。昼食タイムの後半は、初めての参加で名前を知らない人もいることから、参加者全員による自己紹介が行われました。
【ゆずかろ亭入口】 【豪華な和定食】 .
<足利織姫神社 編>
昼食後最初に向かったのは、縁結びの神様「足利織姫神社」です。この神社は関東平野が一望できる高台の上にあるということで総段数229段の階段を上りました。残念ながら神主さんによる説明は受けられませんでしたが、遠くにスカイツリーが見えるとか見えないとか話しながら、広々とした景色を楽しみました。
【229段の階段の登り始め】 【社殿正面から見た関東平野】
<ワイナリー 編>
最後に向かったのは、障がい者支援施設「こころみ学園」の創設者が保護者らと共に設立したワイン醸造所「ココ・ファーム・ワイナリー」です。洞爺湖サミットで振る舞われたワインなどがあり、飲める人たちは@500円でテイスティングを楽しんでいました。
. 【山の斜面を切り拓いた葡萄畑】 【テイスティングに参加した人たち】
<車中・道中(帰り) 編>
予定の見学先を全て訪問し終えた後は、折川幹事を「北の郷農産物直売所」で降ろした後、一路出発地点の大宮ソニック目指して帰りますが、車中では後部サロン座席を中心に、ビールやワインを飲みながら盛り上がっていました。途中、トイレ休憩で立ち寄った羽生PA(上り)では、鬼平犯科帳とパーキングがコラボレーションした「鬼平江戸処」の古い町並に、江戸時代にタイムスリップしたかのような錯覚を覚えました。
. 【羽生PA(上り)】 【江戸時代の家並で記念撮影中】
幹事さん、有難うございました!
今回も楽しい旅行となりました!
来年もよろしくお願いしま〜す!