埼玉県支部OB会日帰り旅行
富岡製糸場、一之宮貫前神社、楽山園、   こんにゃくパーク in 群馬
平成27年6月7日(日)

 去る6月7日(日)、関東地方が6月8日に梅雨入りする直前の好天の下、中央大学父母連絡会埼玉県支部OB会の日帰り旅行が行われました。昨年に引き続き埼玉県から脱出し今年は群馬県まで足を延ばし、2014年6月に世界遺産に登録された「富岡製糸場」をメインに周辺の名所を観光し、楽しい一日を過ごしました。

 以下に当日の様子をご紹介しますのでご覧ください。


【富岡製糸場「ブリュナ館」裏にて全員で記念撮影】

   ※以下、本文の下線付のリンクが貼られた文字の部分をクリックすると別ページで写真がご覧になれます。


<出発・車中 編>

 いつもの集合場所、大宮ソニック裏を予定どおり7時30分に出発。圏央道桶川北本ICから高速に乗り、途中、関越道花園ICで一旦降り「道の駅はなぞの」で幹事の一人O川さんと合流してから、再び関越道と上信越道で富岡ICまで。高速を降りてから富岡製糸場へ真っ直ぐに向かいました。この日はチャーターした中型バスの定員満席の28名の参加でした。


   
.   【大宮ソニック裏で乗車】      【行程などの説明をする幹事のO野さん】


<富岡製糸場 編>

 最初の見学先はこの日のメイン、世界遺産の「富岡製糸場」です。当初は観光ガイドは付かない予定でしたが、大宮を出発直後に幹事のO野さんが確認したところ1名空きが出来たとのことで、現地に着くと待ち時間もなくすぐに案内を始めて頂きました。案内は、東繭倉庫正面入口上の「明治五年」と書かれたキーストーンの説明から始まり、今年の大雪で壊れた「乾燥場」跡、地震対策工事中の「西繭倉庫」、工場長などの役職者が住んでいた「社宅群」などを見て回ってからメインの「繰糸場」内部を見学し、診療所の前を通り、ブリュナ館裏で、最後の説明を聞いて終わりました。その後全員で記念撮影してから自由行動の時間となり、お土産を買う人やガイドさんに案内してもらわなかった東繭倉庫内の展示物を見学するなどして集合時間まで自由に過ごしました。

     
.    【キーストーン】         【繰糸場内部で説明を聞く参加者】


<昼食 編>

 「富岡製糸場」の次に向かったのは昼食会場の「割烹よろずや」です。製糸場が繁栄していた頃から商売している創業100年の老舗です。夜の宴会がメインのようで、入口には「20歳未満入店禁止」の看板もあり、その昔の盛り上がる夜の宴席を想像させてくれました。観光案内には日曜定休となっていましたが、我々のような団体客など予約が入れば営業するそうです。
 昼食を食べ終わった頃、今回の参加者一人ひとりの自己紹介タイムとなり、参加者全員がそれぞれの顔と名前が一致するよう自己紹介をしました。今回は現役役員を引退したばかりの新しいメンバーが多く参加していたので、OBの方々は名前を覚えるのがさぞ大変だったと思います。
 食事後は蔵を改装して椅子とテーブルを配置した蔵座敷を見学してからバスに向かいました。O川さんが下見で来た時はこの部屋を予約したそうですが、椅子とテーブルが足りなかったため畳の大広間となったようです。蔵座敷は美人画の襖絵がとても印象的でした。

     
【ビールで乾杯!】             【松華堂弁当】 .


<一之宮貫前神社 編>

 昼食後に最初に向かったのは、一之宮貫前神社です。創建531年の古刹で、現在の社殿は徳川家光公によって建てられた江戸時代初期の華麗な造りになっています。この神社の特徴は、大鳥居・総門をくぐってから石段を下ったところに本殿や拝殿がある「下り宮」と呼ばれる配置で、本殿を始め拝殿、楼門など国指定の重要文化財に指定されています。神職さんの説明では、伊勢神宮と同じようにここでも式年遷宮が行われており、12年毎に一段高くなった隣接地に仮殿を建設し一時的にそこにご神体は移って頂くが、本殿などは重要文化財に指定されているので取り壊さず、期間が来たらまた戻って頂くそうです。

     
.   【石段下の拝殿】          【仮殿を建築する隣接地広場】


<楽山園 編>

 次に向かったのは、織田信長の次男織田信雄が築庭したかつての小幡藩邸の庭園「楽山園」です。「知者ハ水ヲ楽シミ、仁者ハ山ヲ楽シム」という論語の故事から名付けられたといわれていて、群馬県内唯一の大名庭園で国の名勝に指定されています。ビデオでの説明を聞いた後、庭園内を散策して回りましたが、西側の紅葉山、南方の連石山、熊倉山などの山並みを借景として取り込んだ庭園美を堪能しました。

     
【解説ビデオを観る参加者】        【庭園内を散策する参加者】


<こんにゃくパーク 編>

 最後に向かったのは潟コオデイリーフーズが運営する「こんにゃくパーク」です。こんにゃく製品の製造工場に隣接した「試食コーナーとお土産売り場」ですが、ミソ田楽やサシミこんにゃくといった普通のこんにゃく料理はもちろん、ラーメンや焼きそば、カレーにキムチなどなど、色々な種類のこんにゃく料理が「無料食べ放題」ということで、一般観光客は「70分待ち」の大混雑のなか、事前に予約していたおかげで「待ち時間なし」でお料理を取る列に並ぶことが出来、みんなトレーに山盛に取った後、一番奥の団体専用席に座って食べていました。一応「試食」ということで時間は20分以内と短くなっていますがデザートの列に並び直して「試食」する人もいて十分堪能した様子でした。食後は出口までの帰り道がお土産売り場になっていて、S原さんなどはラーメンこんにゃくを沢山買っていました。また、2階に上がると製造工場を見学するコースもあり、大人も子供も楽しめるように出来ていました。

     
. 【右が一般で左が予約の列】       【予約席で「試食」する参加者】


<車中・道中(帰り) 編>

 こんにゃくパークを出た後は、「道の駅甘楽」に寄ってこんにゃく以外のお土産を購入してから、上信越道に乗り大宮ソニックを目指しましたが、日曜の夕方ということで関越道が渋滞し途中、花園ICで降りO川さんと別れた後は国道254号線で東松山まで走り、東松山ICから再び関越道に乗り桶川北本IC経由で帰りました。車中で飲んだビールの影響で途中トイレ休憩も取ったりして、大宮に着いた時は既に暗くなっていました。みなさんお疲れ様でした!幹事さん、有難うございました!

     
【道の駅で買い物中】           【渋滞中の関越道】 .

幹事さん、有難うございました!
今回も楽しい旅行となりました!
来年もよろしくお願いしま〜す!

OB会の目次へ

その他活動のトップへ